トビウオ【飛魚】
「アゴ」の名前で親しまれている飛魚。
島根ではとてもポピュラーなお魚ですね。
ほかにも、「ツバメウオ」「トリウオ」「トンボウオ」などとも呼ばれています。
豆知識
島根県の魚
トビウオは平成元年に島根県の魚に選定されました。
島根県で一番親しみのある魚だから、というのが主な理由のようです。
ちなみに、県花は牡丹、県木はクロマツ、県鳥はハクチョウです。
〔参考〕島根の水産業
なぜ、飛ぶの?
日本海を飛翔するトビウオはとてもさわやかな景観ですが、トビウオはけっして気持ちがいいから飛んでいるわけではありません。
カツオやマグロなどの敵から逃げるために、必死で水面を蹴っているのです。
飛んでいるトビウオは、時速60〜70km、高度3〜7m、飛行距離は100〜150mはあるそうです。
最高では400〜500m飛んで、滞空時間は42秒もあったという記録があるほど。

トビウオが飛べるのは、グライダーの翼のような背びれがあるおかげですが、それだけではありません。
実は、トビウオには胃がないのです。
さらに消化管も直線になっています。人間の腸はぐねぐねですよね。
これは、食べ物を体内にためないで、なるべく身を軽くするためです。
さらに骨は隙間だらけ。
トビウオは、徹底的に軽量化をした体になっているのです。
トビウオを食べる
栄養
お魚のタンパク質はお肉に比べて低エネルギーということはよく知られています。
魚の中でもトビウオは、タンパク質が100g中21gもあるという、牛もも肉や豚もも肉にならぶ淡泊質量を誇ります。
消化吸収がよく、体内の余分な塩分を排出してくれる、トビウオのヘルシータンパク質はおすすめです。
また、栄養成分の優秀なお魚の代表格「イワシ」と、実はほぼ同じ栄養価なのです。
ヘルシーフーズとしてトビウオの人気が高いのもうなずけますね。
旬
トビウオの旬は春から夏。
島根県では6〜8月です。
トビウオは夏の季語にもなっているんですよ。
味
脂肪が少ないので、あっさりした味わいです。
刺身や焼き魚でも食べられますが、島根ではなんといっても「あご野焼き」。
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