財団法人島根県学校給食会

神葉寿司

知夫村学校給食共同調理場

【献立】

神葉寿司

イカの薬味ソースかけ

ポテトサラダ

けんちん汁

果物(パイン)

牛乳

神葉(じんば)は、ホンダワラ、タワラモクなどと呼ばれる海藻で、隠岐(知夫)の周りの海でとれます。

大寒のころにかり取り、天日で乾燥させたり塩漬け等で保存しておき、1年中漬け物や和え物、寿司ごはんなどに使って食しています。

この神葉は、昔、皇后様がすっかり食べる物がなくなった時に食べたら元気になったことから、神(かみ)の葉(はっぱ)と書いて神葉(じんば)と呼ぶようになったそうです。

神葉は、香り・風味・歯ごたえがよいので、お湯で戻した後は高温で長時間加熱しないことがポイントです。

家庭や地域では、この神葉を、漬物や和え物(白和え、酢の物)で食べるのが日常的です。

長年給食で出しているせいもあり、嫌いな人はほとんど見られず、残菜もありません。特に先生方の評判がいいです。

神葉寿司 材料(1人分)
食品名 小学校重量(g)中学校重量(g)
精白米7090
ビタミン強化米0.240.32
精麦56.5
だし昆布0.50.65
食酢1013
上白糖56.5
食塩0.50.65
神葉(乾燥)1.21.5
たけのこ56
にんじん56
キヌサヤ(冷凍)56
しいたけ(乾燥)0.70.9
うすくちしょうゆ22.6
みりん1.52
上白糖0.81
和風だし0.20.26
錦糸卵(冷凍)56.5
《作り方》

(1)米、ビタミン強化米、麦は水洗いし、だし昆布を入れて、重量の1.1倍の水量で炊く。

(2)食酢、砂糖、塩で合わせ酢を作る。

(3)神葉はお湯で戻し、食べやすい大きさに切る。

(4)たけのこ、にんじんは千切り、キヌサヤは斜め切りにする。

(5)椎茸は水で戻し、千切りする。

(6)たけのこ、にんじん、椎茸をうすくちしょうゆ、みりん、砂糖、だしで煮る。煮えたら最後に神葉とキヌサヤを入れて、サッとひと煮立ちさせる。

(7)錦糸卵は、ゆでてさましておく。

(8)炊き上がったごはんに合わせ酢、Eの具、錦糸卵を混ぜる。(錦糸卵は上に飾っても良い。)

神葉草(じんばそう)

暖流と寒流が行きかう隠岐島では、海藻の種類と量が豊富です。

その中でも特徴のあるものが1〜2月旬を迎える神葉草。

しゃきっとした食感は他の海草にはない神葉草独特のものです。

縁起物として結婚披露宴の膳には欠かせません。

豊年の縁起として新年のしめ飾りや祝餅の飾りにも用いられています。

名前の由来にはは、神代の昔、神功皇后がひきいる馬(神馬)に食べさせた海藻であることからという説もあります。

一般的には味噌漬けや醤油漬けなどにします。

神葉草とともにスルメ、干し大根、ニンジン、山椒を入れ、醤油で味付けした漬け物は、海の香り漂う隠岐の家庭の味。

ミネラル、ビタミンなどを多く含み、コレステロール濃度を低下させる自然食品として注目が高まりつつあ ります。