しまねの農林水産物
ごぼう
ごぼうを食べる
ごぼうはユーラシア大陸の北部に広く野生しています。
すでに10世紀以前に、中国から薬草として渡来していたといわれます。
ごぼうを栽培し、食用にしているのは世界中で日本だけのようです。
シャキシャキした歯ざわりと独特の香りが欧米人の好みにはあわないようで、「日本人は木の根を食べている」と驚くとか。
独特の歯ごたえは炭水化物の一種のイヌリンと繊維質のセルロースで、野菜の中でトップクラスの含有量です。
ともに腸を掃除し、便通をよくする働きもあり、薬効が注目されています。
土つきを選べるときは、皮は包丁の背で薄くこそげるだけにしましょう。
皮近くにうまみと香りがあるからです。
切ったら水にさらしますが、酢を数滴たらすと、あくを抑え渇変が防げます。
ごぼうの種類
関東は耕土がくろぼくで深くて水はけがよく、関西はあまり深くない。このような土壌の違いから、長いごぼうは主に関東、短いごぼうは主に関西でつくられます。
現在では長根が主流に。年間生産量の5割を茨城、千葉ほか関東5県が占めています。
12月を最盛期に3月まで、貯蔵ものが順次出荷されます。
また、特産品としては京都の堀川ごぼう、千葉の大浦ごぼうなど、太さがふつうのごぼうの3倍もあるようなものもつくられています。