しまねの農林水産物
みかん
みかんは日本の冬を代表する果物です。
中でもウンシュウミカン(和名:温州蜜柑、学名:Citrus unshiu Marc.)は、甘みが強く、皮がむきやすい、種が少ないことから「こたつでミカン」というほど冬の代名詞になっています。
温州みかん
柑橘の名産地であった中国浙江省の温州に因んでウンシュウミカンと命名されましたが、日本原産種と推定されています。(一般に鹿児島県原産とされることが多い。)
主に関東以南の暖地で栽培され、温暖な気候を好みますが、柑橘の中では比較的寒さに強い品種です。
みかんの歴史
柑橘の原種は3000万年前のインド東北部のアッサム地方近辺を発祥とし、様々な種に分化しながらミャンマー、タイ、中国等へ広まったとされています。
日本の文献では『古事記』『日本書紀』に、最初に柑橘が登場しました。
ミカンとして最初に日本に広まったのはキシュウミカンです。
約800年前に中国原産の小ミカンが肥後国八代(現熊本県八代市)に伝わったのが元と言われています。
温州みかんは中国から伝わった柑橘の偶然実生であるとされ、江戸時代後期よりその美味と種なしの利便性から栽培が行われる様になり、明治時代以降から徐々にキシュウミカンに取って代わる様になりました。
栄養価
昔から「みかんは風邪の予防に良い」と言われます。
みかんにはビタミンCやシネフリンといった風邪の予防に有効な成分が多く含まれているからです。
その他にもビタミンAやクエン酸、食物繊維などが多く含まれています。
みかんの白い筋にはヘスペリジンが含まれ、動脈硬化やコレステロール血症に効果があるとされています。
みかんを大量に食べると皮膚が黄色区なる、柑皮症になることがありますね。
これは、オレンジ色の色素であるカロチノイドは脂肪につくためにおこります。