財団法人島根県学校給食会

しまねの農林水産物

たけのこ

たけのことは

春の味覚を代表する食材です。

成長が早く、10日(旬内)で竹になるといわれるところから「筍」の字があてられました。

たけのこの旬は4〜5月です。

たけのこの種類によって旬が少しずつ違い、孟宗竹(もうそうちく)は3月中旬〜5月頃まで、淡竹(はちく)がそれに続き、真竹(まだけ)や根曲がり竹(ねまがりだけ)が5〜6月頃に出まわります。

旬となる地域は、いわゆる「たけのこ前線」となって、南の地方から北上していきます。

たけのこの歴史

たけのこの記述は「古事記」にも見られ、日本でも古くから食べられていたようです。

ただし、現在手に入るたけのこはほとんど中国が原産地で、当時はまだ日本に入ってきておらず、そのころ食用としていたのは、日本に古来から自生する真竹(まだけ)ではなかったかと言われています。

孟宗竹(もうそうちく)は、1736年、薩摩藩主島津吉貴によって琉球経由で入った株が植えられたのが最初で、以後各地に広まりました。

たけのこの栄養

栄養成分は、たんぱく質が豊富で、ビタミンB1、B2、ミネラルを含みます。

食物繊維が豊富なため、便秘や大腸がんなどの予防に効果的だとされています。

うまみ成分はグルタミン酸やチロシン、アスパラギン酸などのアミノ酸によるものです。ゆでたけのこの白い粒々はチロシンで人体に害はありません。

えぐみのもとはホモゲンチジン酸や蓚酸(しゅうさん)で、堀り出してから時間が立つごとに増加します。

たけのこは精が強い食物ですが、食べ過ぎが原因で吹き出ものやアレルギーに似た症状を起こすことがあります。これはコリンやノイリンという物質が原因だそうです。