財団法人島根県学校給食会
大会概要
期間 2006年2月10日〜2月26日
開催地 イタリア トリノ
実施競技 7競技84種目
マスコット ネーベとグリッツ
トリノって知っていますか?
イタリア北西部、フランスとスイスの国境に接するピエモンテ州の州都です。

日本との時差はマイナス8時間(サマータイムの時はマイナス7時間)。

1861年にイタリアが統一されたとき、イタリア王国の首都になりました。

イタリア第2の工業都市で、自動車メーカー「フィアット」があります。

サッカーの人気チーム、セリエAユベントスの本拠地としてご存じの方もいらっしゃいますね。
トリノの料理
トリノは豊かな食文化で知られています。
トリノの料理は素朴な農民料理とフランス風の豪華な貴族料理、洗練された市民階級の料理の3つからなると言われます。 それは、サルデーニャ公国からイタリア王国に至る貴族文化とその後の工業都市として栄えた歴史が作り出したものでしょう。
白トリュフや赤ワイン(「バローロ」「バルバレスコ」)の名産地と言えば、実感がわいてきますか?
北イタリア地方特有のバターやラードが調味の主流ですが、一方オリーブ油、ニンニク、ツナ、アンチョビーを使う料理もたくさんあり、南方との交易が昔から盛んだったことを示しています。
その代表料理がバーニャ・カウダです。
ピエモンテの方言で、バーニャはソース、カウダは熱い、という意味です。
野菜などにバーニャをつけながら食べます。
夏には冷たいバーニャ・フレイダもどうぞ。
[材料(4人分)]
バーニャ 
 ニンニク 2〜3片
 塩漬けアンチョビー 8尾
 オリーブ油 4カップ
野菜
 赤キャベツ、カルド、エンダイブ、ペペローニ(それぞれ生)
 ジャガイモ、にんじん、ポロネギ、カリフラワー、キャベツ、カブ、ビーツ(それぞれ茹でたもの)
 カボチャ(蒸したもの)
 タマネギのロースト
 トピナンブール(茹でたもの)
ポレンタ(焼いたもの)
パスタ(茹でたもの)

−各適量
[作り方]
1.塩漬けアンチョビーは少し洗って塩気を落とし、すりつぶす。
 ニンニクは芯をとったあと輪切りにする。
 これらをオリーブ油に入れて弱火に欠け、味を出す。沸騰はさせない。
2.1に適宜切り分けた材料を添えて供す。
 バーニャをすくってかけながら食べる。
 最後に少し残ったソースに卵を入れ、スクランブル・エッグにして食べる。
実は、イタリアはヨーロッパ一の米の生産地。中でもピエモンテ州は有数の穀倉地です。お米を食べるのはもっぱら北部イタリアの人々で、野菜感覚で食べられています。
リゾットも元々はソースの具としてお米が使われたものからはじまったと考えられています。日本人に親しみやすい味ですね。
ミックスフライはイタリア各地の名物ですが、子牛の肉、内臓が中心で、パン粉をつけて揚げるところがピエモンテ流。
[材料]
仔牛脳みそ、仔牛胸腺肉 各150g
仔牛肉、仔牛レバー、若鶏胸肉 各160g
ナス 1個
ズッキーニ 小1本
リンゴ 1個
塩、コショウ、小麦粉、パン粉、溶き卵、揚げ油、レモン

[作り方]
1.仔牛の脳みそ、胸腺肉は下処理をし、切り分ける。
2.仔牛肉はスカロッピーナのように薄切り、肉たたきでたたく。
若鶏肉は薄くそぎ切りにしてたたく。
子牛レバーは薄く切っておく。
3.ナスは1pくらいの厚さに切る。
ズッキーニはナスよりやや薄く切る。
リンゴは芯を抜き、皮をむいて輪切りにする。
4.1,2に塩、コショウをし、小麦粉をまぶし、溶き卵にくぐらせ、パン粉をつけて油で揚げる。
3の材料はコショウをふらずに同様にして、揚げる。
皿に盛り合わせてレモンを添える。
ポレンタはこの地方の料理には欠かせません。古代ローマ時代に原型が生まれたといわれる伝統の食材です。
[材料]
ポレンタの粉(なければコーンミール) 200g(柔らかめ)〜350g(固め)
水 1リットル
塩 7〜8g
[作り方]
鍋に湯を沸かし、塩を加える。
ここにポレンタの粉を上からさらさらと入れながら、泡立て器でかき混ぜる。
ダマが消えて完全に混ざったら、木ベラで混ぜながら強火にかけて煮込んでいく。
鍋肌から離れやすくなったらできあがり。
サラダ油をぬった天板などに1pほどの厚さにのばして切って使う。
焼いたり、揚げたり、牛乳につけるなどパンがわりに食べたりします。
「トリノの小枝」と呼ばれるグリッシーニ。細長い棒状のパンです。
ナポレオンもトリノから取り寄せて食べていたそうですよ。
チョコレートに関して、トリノは古い歴史があります。
ヨーロッパにチョコレートが入ってきた16世紀ごろ、領主サヴォイア家によってトリノにチョコレートがもたらされました。
ジャンドゥイオッティはカカオ粉不足の折に、ピエモンテ州名産のヘーゼルナッツとカカオを混ぜることによって作り出された名品です。
子どものおやつに作られていた家庭料理です。
最近では日本でも定番ですね。
コッタ(cotta)は「火を通した」という意味ですが、沸騰させないのがポイントです。
[材料]
生クリーム 11/2カップ
牛乳 1/2カップ
砂糖 40g
マルサラ酒 小さじ2
好みのリキュール(またはラム酒、ブランデー。入れなくても良い) 大さじ1
板ゼラチン 4.5g(水につけてもどしておく)
キャラメル・ソース
好みのフルーツ(またはマチェドニア)
ミントの葉
[作り方]
1.鍋に生クリーム、牛乳、砂糖、マルサラ酒、リキュールを入れて火にかける。
よくかき混ぜながら温め、沸騰直前に火からおろす。
2.ゼラチンの水気を切って1に加え、よくかき混ぜて溶かす。シノワで漉す。
3.型に入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
4.型から抜いて皿に盛り、キャラメル・ソースをかけて、切り分けたフルーツとミントの葉を添える。
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